今年のゴールデンウィークは三千院から40号線、61号線を通って志明院へ行きました。
司馬遼太郎さんのエッセイや宮崎駿監督のもののけ姫のいわれがあるお寺です。
途中、たくさんの鯉のぼりが川の上を気持ちよく泳いでいました。
五月って感じです!!
間違えたらいけないチェックポイントその①。
ここは左折です。
間違えたらいけないチェックポイントその②。
ここは右折。グーグルマップがあるので知らないところにいく時もほんと、便利です。
15分ほど走ると志明院の看板があります。
あと4km!
赤い鳥居と大きな木が目をひく、厳島神社。
天津石門別稚姫という女神様がご祭神だそうです。
「優しい感じがするのはそれでか・・・」と思いました。
すごくすっとした境内でした。新緑と爽やかな太陽の木漏れ日に癒されます。
少し走ると、桜がハラハラ散ってるのが目につき、しばし止まって見ていると、
この桜、後桜町天皇から頂いた桜の実を育てられたとか。新聞で最後の女性天皇というのを
最近知ったばかりだったので、「へえー」とちょっとびっくりでした。
足元にもこんなかわいいお地蔵さんがいました。福蔵院というお寺です。
山道はこのシャガの花がたくさん咲いていました!(志明院にも咲いていました)
シャガの花言葉は「反抗」。
少しイメージは悪いですが、陽光をさけて、日陰で花を咲かせることからというのを知ると納得です。
岩屋橋を渡るとあと1.4km。
橋を渡ってすぐ右手に惟喬神社があります。
このような山道を進んでいきます。
志明院に到着です。想像上の田舎の桃源郷のような感じです。
山門前はしゃくなげがたくさん咲いています。
花があり、おひさまがあり、水もあり、緑が深くて、ここに長くいるとどんどん心がきれいになる気がします。
石楠花、きれいです!
このような祠が山のあちこちにあり、中には空海さんもおられます。
本堂には空海さんが開眼した不動明王が安置してあるのですが、
やはりたくさんの押さえつけないといけないものがいるからでしょうか。
ここから先は撮影禁止なのです。
奥院には道真さんの手彫りの眼力不動明王や鴨川の最初の一滴が滴る大きな岩や歌舞伎で有名な鳴神の岩屋、
見どころはたくさんありましたが、撮影禁止なんですよね・・・・。
そのかわり、じっくりと時を過ごしてきました。
ご住職さんご夫婦もすてきな方でした。
帰り際、「お元気でね、さようなら」とやさしくいわれた時には帰るのが嫌になりました。
秋にまた訪れたいなと思いました。