時代が令和に変わった最初の五月満月祭(ウエサクさい)に参加するために、18日の夕方、鞍馬に向かいました。
琵琶湖大橋を渡り、三千院の右手を進み、家からバイクでちょうど1時間です。
五月の満月は宇宙から地上に強いエネルギーが降り注がれる時なので、いちばん清く大切な願いをひとつだけ、
心をこめて祈れば聞き届けられるというのを知ってから、今年は絶対に行こうと思っていました!
(何といっても令和初!です)
燈篭にはもう、灯りがともっていました。
この門をくぐると、気が変わるのがわかります。
ケーブルに乗らずに歩きます。
帰りは真っ暗なこの道を歩いて帰るので、懐中電灯持参です。
一心に願えば、願事が叶う、パワーのある願掛け杉、大杉さん。
白い美しい花がたくさん咲いている木がありました。枝の伸び具合が爽やかでいい感じです。
鞍馬に来ると、宇宙の中にすっぽりと入ったような・・・、魑魅魍魎も神も、人間も自然も、
すべてが同じ空間の中に、ただただ存在する・・・・そんな感じがするのです。
九十九折参道を登っていきます。
二時間前に到着しましたが、もうすでに、たくさんの人です。
清水を捧げ、心のともし灯を輝かせ、すべてのめざめと平安を心に祈る光と水の聖なる祭典・・・ワクワクします。
別の日に撮った本殿です。
手前にある六芒星の所に立ち、両手を上げると、宇宙とつながる!!ので、万歳している方がいつもいっぱいです。
赤いロウソク、「心のともし灯」。
皆さん手にして歩いているので、ガラスの中のロウソクがカラカラと鳴って、
心地よい懐かしいような音があちらこちらで聞こえていました。
日が暮れて、いよいよ始まります。撮影禁止なので、写真はないです。
鞍馬のお経はとても優しい響きがありました。 魔王尊に祈る聖詩は皆で唱えます。
「われらのおん父 魔王尊・・・」独特の世界です。でも皆で唱えると天に届くような気がします。
本殿からきたともし灯が、参列者の赤いロウソクに次々とともっていくのは、とても幻想的でした。
祭儀が終わると、本殿の地下に行きます。ここには信徒の髪が入ってる壺がたくさん並んでいました。
ここを抜けると、満月の光を浴びた聖水を一口頂いて、終わりです。
外に出ると、星曼荼羅に置かれた心のともし灯がとても美しかったです。
祭儀が終わったので撮影してもよいようでした。
願い事が叶うわ・・・とふと思いました。
燈篭がたくさんともっていたので、真っ暗ではありませんでした。
普段は行けない、夜の鞍馬寺、行けてよかった!